車の乗り換えを考えている人は、今乗っている愛車をできるだけ高く売却したいですよね。

当サイトでは、長年乗ってきたマイカーをできるだけ高く買い取ってもらうための車売却に関するノウハウについて解説をしています。

車を売却する事を考え、丁寧に乗るべし

ニッサンのスカイラインGT-R

車を売却する時は、買取会社のプロの査定員があなたの車の値踏みを行います。 相手はプロなので、あなたがどの様に車を扱ってきたかは、車の状況を見ればすぐにわかります。

雑に扱っていて、車のボディーは傷やヘコミ、あるいは錆びががあって、車内のシートはシミだらけでなんていう状態だと、いくら走行距離が少なくて、エンジンが快調であったとしても査定員は高い値段を付けてはくれません。 その主な理由は、コンディションが悪い車は、車を引き取った後、高いお金を掛けて整備しなおさないと売却可能な売り物にならないからです。

一方、丁寧に扱っていて、車に傷やヘコミがほとんどなく、車内も清潔に保たれているのなら、エンジントラブルなどの重大欠陥が無ければ、かなりの高額買い取りを期待することができます。 聡明な人は、新車で購入した時点から売却することを考えて車を丁寧に扱います。

運転も丁寧だし、屋根のない駐車場なら車を傷めたり、塗装が日焼けしない様に乗らない時は車カバーを掛けるなどの工夫をします。 その結果、車の故障が少なく長い期間同じ車に乗り続けることができるし、売却する際も高い値段で売ることができます。

色にこだわらないなら売却の時に有利な人気ボディカラーを選ぶべし

車は人気のあるボディーカラーの場合とそうでない場合とでは、売却する際の査定価格に10万円以上の差が出ることがあります。

一般的な車での人気色は人気順だと白、黒、シルバーの順になります。 白の中でも特に人気なのがパール処理を施したパールホワイトです。 パールホワイトは普通の白より高級感があるため、多くの人に好まれます。

また、車種によって人気色が異なることがあるので、注意する必要があります。 跳馬のエンブレムで有名なフェラーリは、赤と言うイメージがありますよね。 そのため、フェラーリの場合は人気色は深紅のレッドとなります。

人気色の中で、ボディーの汚れや細かい傷が目立ちにくい色はシルバーです。 ですので、洗車をこまめにする予定の無い方は、シルバーを選ぶと良いです。 少々車が汚れていても、シルバーならあまり汚れている様には見えません。

反対に、汚れが目立ちやすいのが黒いボディーの車です。 こまめに洗車をすることができないなら、黒色の車を購入するべきではありません。

車を購入する際の車体の色は、車売却の際に高く売れる色かも考慮にいれて決めると良いでしょう。

簡単で高額買い取りしてもらえる方法

車は自分の財産でもあるため、1円でも高く売却したいのが正直な気持ちです。 そんな気持ちに応えられるように、私が車を売却したときにとった方法をご紹介します。

そもそも、車を売却することになったのは結婚がきっかけです。 結婚することで、主人の車と私の車で2台になってしまい、自動車保険や駐車場代などを考えたら維持費がかかるので売却を決意しました。 買い取り業者はどこがいいか、どこが高く買い取ってくれるのかをネットで口コミを見たりしましたが、正直どこも一緒だなという印象を受けました。

そこで、ネットから車を売却するために査定依頼一括サービスを利用しました。 約10社程度の中古車買取専門業者に個人情報を含め、車種やグレード、年式、色や走行距離などをお伝えしました。 メールを送信後、5分程度で様々な業者から電話がきました。

この電話で車を売却するための査定日を決めるのですが、私は早く電話がかかって来た上位3社に訪問査定してもらう日を指定しました。 この際、3社の査定日と時間は全く一緒です。 この3社以外は大手だろうと売却のための車査定はお断りしました。

訪問査定の当日は営業マンの方が15-20分程度で車を査定し、いよいよ売却金額がでることになります。 この際、3社の営業マンには、「一番、高値のところとこの場で売買契約をします」と伝えました。 後は3社で売却金額を出してもらい高値のところと契約を交わすだけです。 ちなみに、180万円でスタートした買い取り価格は200万円を越える金額となっていました。

このように、方法次第で売却時の価格は大きく変動します。 競合させたので少し心が痛みましたが、車を売却するなら試してみる価値はあると思います。

何社も競合してみて、自分の車の価値を知ること

結婚を機に主人が独身時代に買っていた車を売却して手放すことに決めました。 新居は都会なので電車があれば十分で、むしろ新居先に持ってこようものならば駐車場代+メンテナンス代+保険代と、月1乗るか乗らないかの車にそこまでお金は使えないという理由からです。

今年の自動車税の支払いがある少し前だったからちょうどいいタイミングでの売却だったそうです。 とりあえず車を高く売りたい、お得に売りたいと主人は主張します。 そりゃやはり何社か査定額を比べるべきだと進言し、その通りネットの比較申込みサイトから車売却の相見積をお願いしました。

すると、最初の買い取り価格は約15万円ほどだったそうで、これは高いのか安いのかよく分かりませんでした。 購入資金は100万円だったらしいのでパッと見だけ見たら安いのですが、もう7?8年も使っていました。 独身時代は良く走っていたそうなので減価償却を考えるとこれくらいの売却額なのかな?と思っていました。

数社、同じ価格の見積もりだったようです。 他社の見積もり状況を見せても同じくらいだったので、あとはどんな付加価値を付けてくれるのかで決めたいと言っていました。 ですが、車の買取業者が出してくる付加価値は主人にとっては魅力のないものばかりでした。

主人はこれに対して「(買い取り金額もサービスも)低すぎる!!!」とへこんでいました。 売却する価格に納得できず、さらに地元の中古車買取屋さんにも査定してもらって、また新たに違うサイトからも査定を申し込みました。

すると1社だけ倍の30万円で買い取ると言う連絡が入り、すぐに車を見てもらったそうです。 1社だけ30万円だったので怪しすぎて「何か他に裏があるのでは?」と勘ぐっていましたが、結局無事に30万円ほどで売却できたそうです。 特段、他に別途差引されるお金だったり売却料だったりの余計な請求もありませんでした。

こうして主人は車との別れが少し悲しそうでしたが、貰った30万円で喜んで売買取引をしていました。 やはり車の売却は、何社か見積もりを取ってみて、他社との比較状況を見せて金額交渉するのが一番だなと感じます。

お気に入りだったベリーサを売却

私は就職したと同時に新車のマツダのベリーサを購入しました。 色はきれいな水色で光沢がありました。 もともと水色は大好きな色であり、ベリーサのほどよく丸い感じと小さそうに見えて意外と普通車でありスタイリッシュな女性らしい車だったので見つけた瞬間これだと思いました。

約7年ベリーサにお世話になり、私の独身時代を支え、いろんな場所にいき、いろんな人を乗せた思い入れのある車でした。 私の留学をきっかけに、ベリーサに替わりに母が乗車ししばらくキープしてもらっていました。 ですが、7年も乗ったし、私も当時日本にこれからいるとははっきりと言えなかったので思い切って家族と相談してベリーサを売却して手放し、替わりに軽自動車を母や私が乗るという方向で購入することにしました。

マツダが好きで次に買うのもマツダの車と決めていたので、迷わずいつも定期点検などでお世話になっていた近くのマツダのお店に行き、車の売却と購入について相談しました。 父が仕事していた会社がマツダと連携があり、ずっとマツダの車を父が利用していた縁もあり話がしやすいというのも利用のひとつでした。 ただ7年も乗っていて、車にも多少傷のようなものもあり、あまり高くは売却できないんじゃないかと予想はしていましたが、父に協力してもらい、いい条件であればマツダさんで次の車も購入させてもらうけれどもすべては条件次第とかなり父は大きい態度で決して本音を見せませんでした。 そのかいあってか本来なら20万円ちょいでの売却のところを30万円で売却することが出来ると言って下さり、売却の交渉が成立し、軽自動車購入の負担が少し軽減しました。

車を持っている時は売却する時のことなんて全く考えず粗末に扱っていた部分があり、誤ってぶつけてしまうことも多々あったんですが、今回のことでいかに車をいい状態に保つことが大事かということを学ばせていただきました。 [追記]

更新履歴

2014/11/10
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