高値で車を売却するためには、どこへ自分の車を売るかがとても重要なポイントとなります。

代表的な車買取業者としては、自動車ディーラーと中古自動車買取専門店があります。 ここでは、この両者のどちらに売却した方が得なのかについて解説をしています。

ディーラーと買取専門店の違い

トヨタ86

自動車ディーラーとは、自動車製造メーカーが造った新車の販売を行っている、トヨタやニッサン、ホンダなどの系列会社の事です。

幹線道路沿いに店舗を構えていることが多く、ガラス張りの店舗で、店舗内には売れ筋の主要な車が展示されています。

一方、中古車買取専門店とは、中古車を買い取って、それを販売している業者の事です。 中小企業が多いのですが、アップルやガリバー、ラビットなどの様に全国展開している規模の大きな業者もあります。

どちらに売るのがお得

新車への乗り換えの場合は、手間を考えると新車を購入する自動車ディーラーに今まで乗っていた車を売却する方が多いと思います。 ですが、自動車ディーラーは安い値段でしか買い取ってくれません。 その理由は、新車販売をメイン業務としているため、自社での中古車販売ルートを持たない場合が多いからです。

自動車ディーラーは下取りで買い取った車を中古車オークションに掛けて売却します。 中古車オークションに出品するには出品料などの各種手数料が掛かるため、下取り価格はどうしても安くならざるおえません。 また、メーカー純正部品以外のパーツを装着していた場合は、そのパーツは査定に含まれない為、高いお金を出して買ったにも拘らず非純正部品のパーツの価値は0円となります。

一方、中古車買取専門店は、自社で中古自動車販売ルートを持っていることが多いです。 つまり、買い取りから次のユーザーへの売却の際に中間業者が入らない為、車を高く買い取ることができます。

また、メーカー純正部品以外のパーツでもしっかりとその価値を査定してもらうことができます。 後付けでカーナビを付けたり、非純正品のアルミホイールを装着している場合でも、適正価格でそれらのパーツを買い取ってくれます。

このため、新車への乗り換えを考えている人の場合でも、今乗っているクルマを自動車ディーラーに下取りに出すのではなく、中古車買取専門店で売却をした方が良いのです。 中古車買取専門店へ売却したことにより得たお金を、新車購入の頭金にする様にしましょう。 その方が、ディーラーで下取りをして貰うよりも10万円以上もお得になる場合があります。

また、中古自動車買取専門業者への売却がお得と言っても業者は沢山あるので、どこへ売ったら良いのだろうと悩むと思います。 その場合は、ネットで中古自動車の一括査定を利用すると良いでしょう。

ネットを使った一括査定は、一回のマイカー情報の入力で、複数の中古自動車買取専門業者から買取価格見積もりを取ることができます。 これなら、手間を掛けずにどこに売却すれば高値で売ることができるのかを判断することができます。